9月14日(日)・15日(月)の2日間にわたり、第37回全国
ろうあ者体育大会が開催されました。この大会では、選手1880
人、役員920人、そして手話通訳の方700人が全国からお集ま
りいただきました。
この大会に先立ち、ビッグハットで行われる開会式の挨拶を手話
でやってほしいという話がありました。私としては全く考えてもい
なかったことですので、はじめは無理だと思ったのですが、良い機
会なのでやってみようと奮起し、事前に協会の役員さんや市職員に
30分ぐらいずつ3回の特訓をしてもらいました。
挨拶を終わって、お世辞でしょうが、皆さんに「良かったよ」と
おっしゃっていただいて、ホッとしています。
約3分ぐらいを手話と言葉でやらせていただき、それ以外の部分
は手話を使わない挨拶をさせていただいたのですが、全文を手話で
やるとすれば大変です。短い文章を丸暗記しただけですから、何と
か対応できましたが・・・・。
見事だったのは、小林県議会議長さんです。かなり長い挨拶でし
たが、全て言葉を発しながら手話でやっておられました。
開会式の前日、全日本の役員さんが挨拶に見えられ、その時、手
話の辞書をお土産にいただきました。大変厚い本でパラパラとめく
ってみましたが、とても短時間で全てを覚えるのは無理と思いまし
たが、いろいろな表現があることだけは分かりました。
開会式では、各県の協会旗が入場し、みなさん拍手する代わり
に、手をひらひらさせる姿(当然のことですが、とても静かです)
を拝見しました。ハンディキャップをもった方々が、頑張ってお
られる姿は、感動的でした。
手話を多少勉強してみての感想ですが、話をすることは出来ても、
手話を見て聞き取るというか、理解することはかなり難しいのでは
ないか、というのが本音です。
その後しばらくして、長野市の「ふれあいまつり」が県民文化会
館横の若里公園で開催され、私はふれあい共和国の大統領というこ
とで、「建国宣言」をさせていただきました。その時の宣言では手
話通訳をしていただきましたが、その鮮やかな手つきに私もつい調
子に乗って「来年は私も手話でやりたい」と喋ってしまいました。
皆さん拍手喝采でしたが、その分、来年は大変だなあというのが、
正直なところです。
10月に入って、国際青年会議所(JCI)の国際アカデミーと
いうプロジェクトが、長野青年会議所の主管により長野市で開催さ
れました。世界中の若い人達、それも次年度にはそれぞれの国の青
年会議所の会頭あるいはそれに準じる役目を果たす人達が集まって、
勉強したり討論したりの訓練の場ということですが、そのウェルカ
ムパーティーとフェアウェルパーティーで、今度は英語のスピーチ
をさせていただきました。
市長就任以来2年間、ワールドカップ等で外国人相手の挨拶の機
会は何度かあったのですが、どうも自信がなくて全て通訳付きの日
本語での挨拶でした。日本語の原稿を国際交流員に英訳してもらっ
て、それを読んだだけですが、何事も経験、そして度胸だというこ
とがよく分かりました。
手話も英語もひとつの言語ですから、完璧に憶えることは記憶力
が弱くなっている私の年代では厳しいと思います。しかし努力する
ことで、皆さんとのコミュニケーションが良くなることも実感しま
した。頑張るべきでしょうね。
ちなみに、手話のことを英語では「sign language 」というのだそ
うです。国際アカデミーの会員に教えてもらいました。