自慢話のようで恐縮ですが、上記の二つ評価を頂いたことは、長野
市にとって、大変嬉しいことでした。
「環境首都コンテスト」は、全国13の環境関連NGOが主催して
いるもので、持続可能な社会づくりを進めようという趣旨で開催さ
れています。
今年のこのコンテストで長野市は、総合第2位、規模別・分野別表
彰(政令指定都市を除く人口30万人以上)のうち、地球温暖化防
止部門と住民参画部門、人口規模別で第1位、質問分野別表彰「風
土を活かした風景づくり」でも第1位を頂きました。このことは、
すでに以前のメルマガ「かじとり通信」(本年5月の長野市メール
マガジン第368号)で紹介させていただいたとおりです。
これとは別に、今度は東京都の特定非営利活動法人(NPO法人)
の「エガリテ大手前」が行った「第4回 次世代育成環境ランキン
グ」において長野市は、子育てしやすい都市として全国の政令指定
都市や中核市の中で、宮崎市、高松市に次いで3位に評価されまし
た。
調査したNPO法人エガリテ大手前は、男女共同参画社会の形成の
ために活動している法人です。調査は、平成20年度末までに入手
できた出産、保育、医療に関するデータや地域の取り組みなどを基
に独自の規準で採点したとのことで、長野市は、乳幼児保育の待機
児童数がゼロであること、延長保育に取り組む保育園が49カ所と
多いこと、対象人口当たりの児童館・児童センター数、小児夜間救
急施設数が充実していることなどが評価されたようです。
このほか、長野市が平成20年度から始めた「子育て雇用安定奨励
金交付制度」も評価されました。この制度は、子育てしながら働き
やすい環境づくりに取り組む中小企業に奨励金を交付する制度で、
育児休暇取得の代替要員を確保する際などに20万円~30万円を
交付することになっています。平成20年度には、4事業所に計
100万円の奨励金を交付しました。
「環境首都コンテスト」、「次世代育成環境ランキング」とも、国
やその外郭団体など、いわゆる公的セクターが主催するものではな
く、民間、非営利の市民組織が担う「公的活動」として実施されて
いるものです(ただし、資金的には、国などから資金援助を受けて
いるようです)。公的セクターではないということからも、これら
の評価は、法律に基づいた仕事ではなく、自治体が独自に取り組む
施策やそれに対する自治体の姿勢を評価したということなのでしょ
う。
若干面はゆい思いもありますが、長野市の姿勢や、長野市が積み上
げてきた取り組み、そして、市としての総合力が評価されたものと
考え、素直に喜んでいます。
少しオーバーな言い方になるのですが、環境問題(地球温暖化防止)
と子育て問題(少子化対策)は、日本にとって最重要課題だと思い
ますし、当然、長野市にとっても重要な課題です。特に、地球温暖
化防止は「人類の生き残りをかけた戦い」だと言われています。今
回の評価を契機として、今後も、あらゆる世代が安心し、心地よく
過ごしていける“まち”を、市民の皆さんとともにつくっていきた
いと考えています。
2009年8月28日
2009年8月28日金曜日
「環境首都コンテスト」総合2位と「子育てしやすい都市」3位
2009年8月24日月曜日
中山間地域の活性化について
長野市域の面積の70%が中山間地域であることは、皆さんご存知
のとおりです。そして、来年1月1日に合併する信州新町と中条村
も中山間地域ですから、この割合は、もう少し上がることになりま
す。
長野市が旧豊野町、旧戸隠村、旧鬼無里村、旧大岡村と合併して以
来、本年で5年目を迎えたわけですが、この合併はおおむねうまく
いっていると思っています。さらに、2町村が加わりますが、私は
自信を持って、一体感の醸成、元気なまちづくり、都市部と中山間
地域の両立を目指した行政運営を進めていけると考えています。こ
の広い中山間地域を元気にすることなしに、長野市全体の活性化は
あり得ないと思っています。
中山間地域の活性化に向けて私が考えていることを少し述べさてい
ただきます。
日本の経済は、100年に一度の経済危機ということで、昨年の秋
以来、大変な状況になりました。その後、なかなか景気が回復して
こない原因は、いろいろあると思いますが、私が一番の原因だと感
じていることは、“需要不足”ということです。景気回復のために
は、有効な需要を喚起するのが大切だと思っています。
政策の妥当性については賛否両論があるようですが、国も「定額給
付金」や「休日は、どこまで行っても千円」「耐震改修」など、い
ろいろな景気刺激策を実施しています。道路や河川の改修などの公
共事業についても、景気刺激策として昨年よりかなり多くの予算が
支出されていると実感しています。ただ、全般的な景気上昇にはま
だ程遠いのではないか、とも感じています。公共だけでできること
には限りがあるということでしょうか。
円高で輸出が伸びないことも原因の一つでしょう。ですが、逆に輸
入資材は実質値下がりしているのですから、国内需要を増やすこと
が、今一番重要なのではないでしょうか。その国内需要がどこにあ
るか?ということが、これからの大きなテーマになると思っていま
す。
まだ限られた範囲ではありますが、ここ最近、グリーン・ニューディ
ール政策に関連する分野でかなり需要が出てきていると言われてい
ます。ハイブリッド車や電気自動車、太陽光発電のパネル、エコポ
イント商品などが典型的な例であり、これらは今後の成長分野にな
るのでしょう。
長野市としても国の景気刺激策に乗り、国の予算を取り込むことで、
できる限りの努力をしています。また、プレミアム付き商品券「な
がの“きらめき”商品券」を5億5千万円分発行し、市内の需要喚
起もしてきました。これらの施策は、それぞれ効果があったと思っ
ているのですが、規模の問題もあり、地方自治体としてできること
の限界を感じていることも事実です。
結局のところ、長野市にとってこれから最も可能性があるのは、
「農業分野」と「中山間地域活性化」ではないかと思っています。
言い換えますと、今まであまり重視されてこなかった、ある意味で
は、これまで投資不足だった分野に対してできるだけの投資をして、
高い生産性のある分野に育てることが重要だと思っています。
もちろん資金だけでなく、人が大切ですから、農業に、そして中山
間地域に人を送り込む仕組みづくりも必要でしょう。
以上、なぜ農業や中山間地域に注目しているかという、私の考えを
述べさせていただきました。具体策について、一部ではありますが、
もう少し触れさせていただきます。
(1)農業は、決して儲からない産業ではないことは、さまざまな
工夫や努力をして多くの収入を得ている方々がいらっしゃることで、
証明されています。確かに世界貿易機関(WTO)が進める貿易の
自由化により、農畜産物の輸入量が増大し、販売価格が低迷してい
ることで、日本の農業が圧迫されているのは事実でしょう。しかし、
それを跳ねのけて、大きな需要を獲得している農業者がいることは、
今後の農業振興にとって大きな希望です。
農業で生活していける人をもっと増やしたいと思っています。長野
市では、新たな農業者のやる気を醸成するために、新規の認定農業
者に奨励金を差し上げたり、セミナーを実施したりして、農業人口
の増加に努力しています。今後は農地の斡旋もしなくてはいけない
とも考えています。
(2)一般的に現在の農業に対しては、マーケテイング不足、高齢
化による人手不足、組織化できていない、機械化しても規模が小さ
すぎて効率があがらない、などの課題が挙げられています。これら
の課題については、集落営農や農業法人を立ち上げることで、解消
できるよう支援をしています。
(3)長野市農業公社を立ち上げて、農業を応援する体制も整えて
います。公社が取り組んでいる仕事を羅列してみますと、
・農産品を積極的に販売するため、農産物加工品ブランド「ながの
いのち」を立ち上げました。アンテナショップも中央通りに開設し
ています。
・土地の集約化に努めています。
・大型農業機械の貸し出しをしています。
・人手不足を補うため、「お手伝いさん」を募集し、有料ボランティ
アとして農家に派遣しています。
・都市部との交流事業ということで、農家民泊や農業体験を盛り込
んだ都市部の学校の修学旅行を受け入れており、かなり盛り上がっ
てきています。
・中山間地域に絞った施策としては、県との共同作業ですが、薬草
栽培に取り組みはじめました。また、バイオマスエネルギーの利用
も視野に入れています。
(4)農地を守ることも大切だと思っています。雇用の確保やまち
を元気にするためには、企業にも進出してほしいと思っています。
ただ、それには、それなりの面積をもった用地が必要になります。
これまでは、その対象として農地を割いてきました。しかし、長野
市の農業を守るためには、無制限に都市化することは許されません。
農地を保存していくということも併せて考えながら、用地を確保し
たいと思っています。
長野市には、広い中山間地域が存在しています。一方で、約40万
人もの人が住んでいる都市という性格も持ち合わせています。中山
間地域問題は、日本中が悩んでいる問題ですが、中山間地域と都市
部とが近接しているという特性をもつ長野市だからこそ、一つの自
治体内で、中山間地域と都市部が両立する考え方が必ず生まれるは
ずだと、私は信じています。
2009年8月24日
2009年8月17日月曜日
公共交通問題について
最近の選挙では、マニフェストの重要性について語られることが多
くなっています。自分の任期(市長の場合は次の4年間)に何を実
行するのか、ということを文章にして市民の皆さんと約束するので
すから、これはとても重要です。
併せて、こちらは、まだ、あまり話題になってはいませんが、マニ
フェストに掲げた内容が本当に実現できたのか、ということを検証
することも重要だと思っています。
そこで、10月の市長選挙に向けて、まず、4年前に私が皆さんと
お約束したマニフェストと、その進ちょく状況を示した資料を提示
させていただきました。進ちょく状況の資料は、長野市が評価した
ものですから、言わば私の自己評価のようなものですが、私が市民
の皆さんにお約束したことがどう実現したのかということを示す資
料としてお読みいただきたいと思っています。
私としては、将来的にマニフェストの進ちょく状況を検証する外部
委員会をつくるような制度の必要性も感じていますが、いかがでし
ょうか。
前回申し上げたとおり、10月の市長選挙に向けたマニフェストに
ついては、現在、詰めの作業をしているところですので、現段階で
はまだ結論が出ていません。そこで、このブログでは、マニフェス
トに盛り込めるかどうかは別として、今、長野市にとって大切なこ
とは何か、ということを書かせていただきたいと思っています。
まず今回は、公共交通の問題について書かせていただきます。
公共交通は、社会の大切なインフラですが、経営している事業者だ
けでは解決が困難ないろいろな問題を抱えるようになってきていま
す。
このような問題を解決するために国では、公共交通の活性化・再生
を通じて魅力ある地方を創出するということで、「地域公共交通の
活性化及び再生に関する法律」をつくりました。この法律が施行さ
れたことで、地域の関係者が連携して取り組む事業に対して、国か
ら総合的な支援が得られるようになったのです。つまり、公共交通
の改善に取り組む地域を国が応援してくれるということです。
現在、長野市では、公共交通関係で以下の三つの協議会を設置し、
検討を行っています。いずれも、この法律に基づいて設置したもの
です。
(1)長野市公共交通活性化・再生協議会
(2)長野電鉄活性化協議会
(3)しなの鉄道活性化協議会
モータリゼーションの進展、都市構造の変化、そして、人口減少時
代を迎えて、公共交通機関の経営が危機に陥っていることは、皆さ
んお分かりのことと思います。これら三つの協議会は、国の支援を
得ながら、関係機関等が集まって、再生に向けてどうしたらよいか
を検討する協議会です。
(1)長野市公共交通活性化・再生協議会
長野市の公共交通の主力であるバスを主体に、検討する協議会です。
長野市では、主として川中島バスと長電バスの二社に、市内及び近
郊の公共交通を担っていただいていますが、両社とも利用者の減少
により厳しい経営状況になっています。
昨年6月、親会社が事業再生計画に基づき金融支援を要請した川中
島バスから、不採算路線廃止などの提案を受け、長野市としては、
当面の問題は処理して市民の皆さんに影響が出ないようにしました。
しかし、対症療法では根本解決に程遠いと考え、前記のバス会社2
社やタクシーなどの公共交通事業者を含め、関係行政機関、公安委
員会、利用者、学識経験者、民間団体、道路管理者などにも加わっ
ていただき、この協議会を設置しました。現在は、ワーキンググル
ープによる検討をしているところです。
(2)長野電鉄活性化協議会
長野電鉄の屋代線では、慢性的な赤字が続いており、経営が難しい
局面になっているとのことから、長野市、須坂市、千曲市の沿線関
係者や長野電鉄など関係機関が集まって設置した協議会です。
長野電鉄屋代線は、大正11年に開通した由緒ある路線で、平成
14年までは「河東線」という名称でした。乗客数は、昭和40年
度の330万人をピークに、平成19年度には、その14.7%、
48万人にまで落ち込んでおり、年間1.8億円の赤字、累積損失
は50億円を超えているとのことです。さらには、近い将来、車両
の更新や、変電所、線路などの施設更新の時期が迫っており、新た
に30億円以上もの多額な投資が必要になってくるのだそうです。
長野市とすれば、関係者が連携して長野電鉄の活性化・再生に資す
る具体的な施策を展開し、沿線地域におけるバス等を含めた公共交
通利用者全体が増加するよう、沿線地域の皆さんと意見交換するな
かで、検討していきたいと考えています。
「長野市公共交通活性化・再生協議会」、「長野電鉄活性化協議会」
とも、専門家のコンサルタントに入っていただいて調査を進めてい
ます。
(3)しなの鉄道活性化協議会
しなの鉄道は、軽井沢-篠ノ井間の鉄道です。長野新幹線の開業と
ともに並行在来線として経営分離されて平成8年に誕生しました。
創業以来かなり頑張って合理化などに取り組んでおり、期間損益で
は黒字を出せるところまで努力してきていただいていますが、残念
ながら乗客数は減少しています。合理化も限界、値上げも限界とす
れば、この経営もなかなか難しい局面を向えているものと考えられ
ます。
こちらの協議会は、長野県、沿線市町及び沿線商工団体、観光団体、
利用者、しなの鉄道が構成メンバーで、事務局は上田市です。
以上、三つの協議会を立ち上げて研究・議論を始めていますが、い
ずれも簡単ではありませんので、この段階で私がマニフェストに結
論を入れることは、好ましくないと判断しています。ただ、長野市
民の皆さんの足を守るために最大限の努力をするということは、お
約束したいと考えています。
三つの協議会の議題ではないのですが、長野市の公共交通機関をめ
ぐる問題はこのほかにもいろいろあります。
一つは、北陸新幹線の金沢延伸に伴う並行在来線の問題です。この
問題は、長野県が責任をもって解決すると、かなり以前に発表して
いますので、安心はしています。しかし、市民の皆さんの生活にも
関係がある路線ですので、長野市としても、県にお任せしていれば
良い、とばかり言ってはいられない問題です。
もう一つ、JR東日本の篠ノ井-長野間の問題もあります。これは、
JRにお任せするより仕方がないようですが、しなの鉄道や並行在
来線の問題ともつながっていることですので、双方の利便性、そし
て、新潟県側のことも考慮して考えなくてはならないと思っていま
す。
また、市町村合併によって引き継いだ市営バスや、需要が少ない中
山間地域で運行している乗合タクシー、社会福祉協議会で運行して
いる福祉自動車、小学校統合によるスクールバス・タクシー、大岡
地区のハッピー号なども公共交通機関としての役割を担っています。
このほか、ご好評をいただいているおでかけパスポート、市内に3
路線あるぐるりん号の位置づけ、あるいはタクシー業界のことも考
慮していかなくてはならないテーマだと考えています。
根本的な問題として、公共交通機関の再生は、お金さえかければ解
決できる話です。言い換えれば、いくらまで市費を投入するのか、
という問題に帰結するのだと思っています。費用対効果が常に問わ
れている、でも、地域の皆さんにすれば移動手段は必要、しかし、
あまり乗っていただけない、そんなジレンマを常に抱えながら、解
決に向けて頑張っていかなくてはいけないテーマです。
2009年8月17日
2009年8月5日水曜日
明日の舵取り応援団からの政策通信 創刊号
私は、6月市議会で、10月18日告示、25日投票となる次期市
長選挙に、三選を目指して立候補するという意思表明をさせていた
だきました。そのため、長野市のホームページから発信していたメ
ールマガジン「かじとり通信」は、自己規制によって休刊すること
にしました。代わって、私の後援会組織である「明日の舵取り応援
団」のホームページを立ち上げ、今後、10月中頃までの約3カ月
の間は、このホームページ上で市政の諸課題について議論を深め、
いただいたご意見を市長選挙に向けたマニフェストに反映していき
たいと考えています。
私は、平成14年4月から、メールマガジン「かじとり通信」を週
1回発信し、市政のあり方、市民の皆さんに伝えたいこと、施策の
真意などについて、できるだけ分かりやすく、率直にお話ししてき
ました。これまでに配信したのは、号外も含め、全部で371号で
す。
7月上旬、それらをまとめ、私なりに10月の市長選挙に向けたマ
ニフェストの原案(たたき台)をつくり、まず、「明日の舵取り応
援団」の役員の皆さんにお示しいたしました。その際には、「今後、
皆さんで議論をしてほしい。さらには、役員以外の方からもいろい
ろな意見を出していただき、それを反映してマニフェストとして完
成させたい」、ということをお願いしました。
私の原案をたたき台にして、足りないこと、異論など、もろもろの
ご意見をいただきながら、後援会の役員の皆さんを中心に、小グル
ープでの議論を主体にした検討作業を進めていただきたいと考えて
います。不定期になるかもしれませんが、私もこのホームページを
通じて、政策議論をさせていただくつもりです。
8月末の衆議院議員選挙終了後、まとめの作業を行ってマニフェス
トを完成させ、公開したいと思っています。
ここで、私の後援をしていただいている「市政に参加する市民の会」
と「明日の舵取り応援団」について、少し説明させていただきます。
「市政に参加する市民の会」は、長野市の発展と市民の福祉向上を
図ることを目的に、昭和40年代、故夏目忠雄さんの市長選挙の時
に結成された会で、言わば、以後の歴代市長の市政をバックアップ
してきた重要な会です。
私もこの「市政に参加する市民の会」の応援をいただき、最大限努
力してまいりました。今後も、この会をはじめ、多くの市民の方々
のご支持をいただきたいと考えています。政党やその派閥にかかわ
らず、ご賛同いただけるすべての市民の方々にご加入いただきたい
会です。
「明日のかじ取り応援団」は、私、鷲澤正一の個人的な後援会です。
私の友人やNUPRI(長野都市経営研究所)の仲間、そして徐々
に輪が広がって、商工会議所、JC、JCシニアクラブの皆さんに
も加入していただいています。もちろんこの会も、どなたでもお入
りいただけるのですが、私の個人的な後援会ということで、私に対
してさまざまなご意見やご提言をいただける会、という側面もある
と考えています。
7月18日(土)、「市政に参加する市民の会」と「明日の舵取り
応援団」合同で、『かじ取り通信 第7巻』の出版に併せた私の市
政報告会を開催していただきました。
『かじとり通信』という本は、後援会活動の一環で、後援会の皆さ
んに私の活動報告をさせていただくための資料として、平成15年
から毎年1巻ずつ出版しているもので、私のメルマガ1年分をまと
めた本です。第7巻には、平成20年度のメルマガが載っています。
このたびの市政報告会では、今年出来上がった第7巻を皆さんにお
配りするとともに、市政報告として、長野市が抱える市政課題につ
いて私から報告させていただきました。併せて、「市政に参加する
市民の会」と「明日の舵取り応援団」の役員決めもありました。
今回、役員をお引き受けいただいたのは、以下の方々です。
「市政に参加する市民の会」会長 加藤久雄さん(長野商工会
議所会頭)
幹事長 小山岑晴さん(長野市議会議員)
事務局長 星沢哲也さん(長野県中小企業団体中央会会長)
「明日のかじ取り応援団」 団長 星沢哲也さん
事務局長 柳澤幸一さん(株式会社柳澤商店社長)
「市政に参加する市民の会」の会長は、長い間大変ご苦労いただい
た塚田俊之さん(社団法人長野県経営者協会顧問)でした。このた
び、ご高齢である旨を理由に辞意を表明されたことから、加藤久雄
さんにバトンタッチすることになったものです。
なお、塚田俊之さんには、前市長の塚田佐さんとともに、顧問とい
う立場で、引き続きこの会に関わっていただくことになりました。
そのほかの役員については、マニフェスト議論と並行して話し合い
の中で検討し、9月には決めていただくことになっています。
2009年8月5日