新年明けましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに新たな年をお迎えのこととお慶び申し上げ
ます。
一昨年11月に市政をお預かりして一年余りが経過いたしました
が、「市政に民間感覚を取り入れ、市民の皆様とのパートナーシッ
プにより元気なまちをみんなでつくろう」を政治理念として、一日
一日を大切に全力で市政に当たってまいりました。できる限り市内
各地域を回り、市民の皆様と直接お話させていただき、「市民の皆
様が行政に何を望んでおられるのか」傾聴し、私の糧にさせていた
だきました。
そんな中で、市政のことを市民の皆様に知っていただこうという
ことで、昨年の4月からメールマガジンを毎週配信してまいりまし
た。おかげさまで、この8ヶ月間に増刊号を含め43回配信するこ
とができ、配信登録の数も、市内外を合わせ1600件を超えまし
た。
このメールマガジンでは、普段はなかなかお話のできない出来事
や私の思いなどを、できるだけ素直な気持ちでお伝えしてきたつも
りですし、これからも内容を充実させ、その時折の出来事や話題を
できるだけ早くお伝えしてまいりたいと思います。また、皆様から
も、こんなテーマでメールマガジンを配信して欲しいというリクエ
ストや、内容についてのご意見をお寄せいただければ幸いです。
さて、本市の財政状況は、長引く景気低迷を背景に市税の大幅な
減収と国や県の財政改革も相当影響することが予想され、極めて厳
しい状況になる見通しです。
新年度の予算編成は「入りを量りて、出ずるを為す」を基本理念
とし、限りある財源を最大限有効に使うため、多くの方々が本当に
求めているものに対して財源を重点配分していくことが、私の責務
だと考えます。
さらに、全国的に合併の動きが活発ですが、本市も昨年豊野町か
ら合併協議の申し入れを受けました。今後、住民の皆様の意向を十
分踏まえた上で、市の将来のビジョンを描いてまいります。併せて、
市内各地域それぞれの特色と個性が伸びる、そんな施策の展開を図
ってまいりたいと考えております。
現在、21世紀前半を念頭に置いた市の将来像やまちづくりの方
向を定める「第三次総合計画後期基本計画」の策定に取り組んでお
ります。また、行政改革大綱、市民公益活動のための基本方針、男
女共同参画社会に向けての条例制定、新あんしんいきいきプラン21、
子育て支援計画などは、将来の長野市の骨格となる重要な政策であ
り、パブリックコメントなどにより市民の皆様のご意見をお聴きし
ながら計画の策定をしております。
昨年は、Plan(計画)の年、本年はDo(実行)の年として、
計画を実行するため全力を挙げてまいりたいと考えております。
本年は、善光寺の御開帳がございます。長野市が元気みなぎるま
ちになるよう実現に向け気持ちを膨らませております。
本年が、皆様にとりまして、明るく輝ける年になりますようご祈