2008年11月6日木曜日

元気なまち「長野」の秋10月のイベント(2)


 先週に引き続き、この秋、市内で行われたいろいろなイベントに
ついて、私が出席させていただいたものを中心にご紹介させていた
だきます。

・10月5日(日)「ノーレジ袋店頭強化キャンペーン」
 「ながの環境パートナーシップ会議」の皆さんが取り組んでおら
れるこのキャンペーンに、長野商工会議所の加藤会頭さん、市議会
福祉環境委員会の議員さんと一緒に参加させていただき、店頭でチ
ラシを配ってPRしました。
 全国地球温暖化防止活動推進センターによると、レジ袋や過剰包
装を断ることで年間に一世帯当たり58キログラムの二酸化炭素の
削減になるとのことです。一人一人にとってはわずかな量でも、多
くの皆さんに取り組んでいただくことが大きな成果につながります。
市民の皆さんに少しでもご理解いただき、ご協力いただければと思
います。

・10月10日(金)、11日(土)「産業フェア in 善光寺
 平 2008」
 長野法人会を中心に、長野市を含む3市1村、県テクノ財団善光
寺バレー地域センター、信州大学など、産・学・官の積極的な連携
により開催しました。「地域ブランド」とも言えるさまざまな産業
や企業を紹介し、その技術や製品を広くPRすることで、販路開拓
や新事業の創出を進めていこうとするもので、加えて産業の担い手
となる学生層の関心を高め、雇用にもつなげることを目的にしてい
ます。
 いろいろなセミナーをはじめ、個別マッチング商談会、信州「食」
の商談会、企業ブース出展など、直接ビジネスに結びつくプログラ
ムに加え、サイエンスショー、エコな乗り物試乗コーナー、産業ク
イズラリー、長野高専ロボットパフォーマンス、おもしろ“ものづ
くり”体験ランド、そば打ち教室など、市民の皆さんにもお楽しみ
いただけるイベントがたくさんありました。

・10月11日(土)「2008長野市農業フェア in エムウ
 ェーブ」
 この「農業フェア」は、生産者と消費者、市民が、一緒に農林産
物の収穫を祝い、地元で採れたものを地元で味わう喜びを分かち合
うことを目的に開催しているもので、今年のテーマは「安全・安心
!!とれたてNAGANO 大集合」でした。今年の農作物の生育
状況は、大きな災害もなく、これまでのところ順調で、価格の低迷
が心配されるものの、文字通り「豊作の秋」を迎えたとのことでし
た。
 毒入りギョーザや事故米の不正規流通問題、ミルクへの有害なメ
ラミンの混入事件など、「食の安全」に対する信頼が失われかねな
い昨今の食糧事情の中で、安全で安心な農林産物による地産地消の
拡大は、ますます重要になっていることを痛感します。
 今回は特に、「長野市地産地消推進協議会」に参加いただき、地
産地消特選コーナーを設けて、地元食材を利用した料理と試食など
で地産地消をアピールする試みも行われました。

・10月12日(日)「松代藩真田十万石まつり」
 鎧兜(よろいかぶと)を着用し、白馬に乗って、松代町内を練り
歩きました。真田家14代当主の真田幸俊さんも真田信之役で参加
され、私は真田幸隆役で参加させていただきました。大勢の観客の
皆さんの声援をいただきながら、馬上から見る松代のまちは、いつ
もと違う目線で見るせいでしょうか、また違った楽しさがありまし
た。

 同日、長野駅前で「如是姫(にょぜひめ)まつり」、中央通りで
は「2008善光寺表参道秋まつり」が行われました。私は、松代
で馬に乗って行列に加わっていましたので、残念ながら参加できず、
副市長や部長に代わってもらいましたが、大変なにぎわいだったと
報告がありました。

・10月18日(土)「ながの花と緑大賞2008表彰式」
 花と緑に囲まれた潤いのあるまちづくりを進めることを目的に、
市民の皆さんの優れた花づくりや緑化活動を顕彰するもので、今年
も多くの皆さんから応募をいただきました。
 この日は、「緑化活動」、「花づくり(個人の部・団体の部)」、
「事業所緑化」、「緑の写真」の部門ごとに、作品を映像で拝見さ
せていただきながら、入賞された方々に私から賞状と賞金をお渡し
させていただきました。
 長野市は、四方を山に囲まれていますので、緑には恵まれている
ように感じがちですが、市街地を見ると意外に緑が少ない状況です。
入賞された皆さんをはじめ、賞にご応募いただいた多くの皆さんの
活動から、花と緑の輪が大きく広がっていくとうれしく思います。

 同日、「永井由比フルートコンサート」が若里市民文化ホールで
開催されました。このコンサートは、日ごろクラシック音楽に触れ
ることが少ない方にも気軽にお出掛けいただけるよう、市の音楽文
化活性化事業として平成18年から毎年企画しているもので、3回
目の今年は、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師でフルート奏者の
永井由比さんをお招きして開催したものです。
 私は、コンサートに出掛けることはできなかったのですが、17
日(金)に市長室で永井さんとお話しさせていただく機会がありま
した。市長室では、ごあいさつのように、突然フルートで一曲演奏
してくださり、予期しない出来事に少し驚きましたが、とても澄ん
だきれいな音色で、心地よいひとときを味わいました。

・10月25日(土)、26日(日)「全国路地サミット2008 
 IN 長野」
 全国各地から200人余りの参加者をお迎えし、6回目となるサ
ミットが善光寺界隈(かいわい)や松代の路地を舞台に行われまし
た。私は、交流会で開催市市長としてあいさつさせていただき、そ
の後、しばらくの間、路地の魅力を熱く語る皆さんとご一緒させて
いただきました。長野には、大林宣彦監督撮影の映画「転校生」や、
吉永小百合さん出演のテレビCMでも取り上げられた善光寺門前町
の路地、また、松代の閑静な武家屋敷や町屋など、味わい深い空間
がたくさんあります。ぜひ、市民の皆さんにもまち歩きの魅力を楽
しんでいただきたいと思いました。

 まだまだ、たくさんありそうですが・・・あまりに多すぎてご紹
介し切れなかった部分もあります。お許しください。

 なお、今年は、本年度の観光キャンペーン「飯綱高原イヤー」を
実行委員会の皆さんと共に繰り広げています。このキャンペーンで
は、「オトナリ高原いいづな」というとても親しみのわくキャッチ
フレーズとともに、4月から、音楽や自然観察、農業体験など、さ
まざまなイベントが開催されてきました。

 私は、4月に行われたオープニングセレモニーをはじめ、「飯綱
火まつり」、先週ご紹介した「NAGANO飯綱高原健康マラソン
大会」などに参加させていただきましたが、実行委員会の精力的な
取り組みで、数多くのイベントが、毎週のように開催されています。
 10月26日(日)には、多くのボランティアの皆さんの協力に
より、5月から大座法師池近くに建設していた飯綱高原ビジターセ
ンター「オトナリハウス」が完成したそうです。今後、ここを訪れ
る観光客と地元の人が交流する拠点として、さまざまな利用が期待
されるところです。
 これからも、まだまだ、たくさんのイベントが予定されています。
ぜひ、皆さんも「オトナリ高原」へ足を運んでみてください。

 「長野では、毎日どこかで何かやっているよ」と言うことができ
るまちにするのが目標です。でも、そこまではなかなか難しいので
しょうが、「元気なまち」を目指している私とすれば、少しずつで
はありますが、実現していると信じています。